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VOL.12「朝食シリアルで健康生活提案」

vol12

1963年、ケロッグのシリアルは、ごはんでもパンでもない新しい朝食として日本の食卓に登場しました。当時は“シリアル”ということばはパッケージには見られず、日本人にとっては、「コーンフレーク」という商品名が、“シリアル”の代名詞でした。
コーンフレークのパッケージに、「朝食シリアル」という表現が見られるようになったのは1970年です。

1963年 コーンフレークス 1963年 コーンフレークス 1963年 コーンフレークス
1965年 コーンフロスト 1965年 コーンフロスト

新しい朝食スタイルの導入は、すなわち“手軽で栄養バランスのとれた朝食を毎日必ずとる”ことの提案です。ケロッグは、パッケージを利用して、様々な健康、栄養情報を提供してきました。

1960年代は、まだ戦後に近く、「カロリーの高い栄養のある食事をしっかりとる」ことが、食生活の大きなテーマだったころ。もっとも古い「コーンフレークス」(1963年)のパッケージには、「豊富なカロリー」というコピーで、「金色の穀物 -- コーン」がエネルギー源となるカロリーを補給することが丁寧に説明してありました。1965年のパッケージには、「ケロッグクッキングシリーズ」と称して、シリアルを使ったレシピ提案も。「即席じるこ(コーンフロスト入り)」は、あんと砂糖と「コーンフロスト」で作るかなりカロリーが高そうなデザートですが、当時のおやつとしてはごくふつうに受け入れられたのでしょう。

1985年 コーンフレーク 1985年 コーンフレーク


1970年代、80年代になると、栄養バランスの悪さや、朝食を抜くなどの食習慣の乱れを解消するためにシリアルを食べよう、という提案が主流になります。1985年には「朝食新聞」という趣向で、「朝食抜きは出世が遅い!?」などの刺激的なコピーも登場、1988年の「ケロッグ栄養Q&A」では、栄養知識チェックを掲載しました。1990年代には“食育”の考えた方が浸透してきたころで、子ども向けにもキャラクターを使って、栄養や健康について、わかりやすく説明しています。
1988年 コーンフレーク 1988年 コーンフレーク
1991年 ハニースマック 1991年 ハニースマック

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